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 2/20~3/8の二週間半の期間内で行われたインターンシップにて、株式会社ステアさんでお手伝いさせていただきつつインターンシップ期間の課題としてグラフィックデザインの作成をしました。

インターンシップでお世話になった株式会社ステアさんのサイトはこちらです。↓

 株式会社ステアさんはブランディングからパンフレット、フライヤーやウェブまで幅広いジャンルのデザインをされており、最近ではコワーキングスペース提供など新しい活動もされています。今回のインターンシップではサイトに使用する写真撮影のお手伝いやフライヤーデザインの文字組みのお手伝いなどさせていただきつつ、身近にデザインのお仕事内容を体験して勉強をさせていただきました。

下記の作品はインターンシップ内で『実際にクライアントの意図を汲み取って作成する』課題で作った作品であり、実際にステアのスタッフさんに資料をいただいて作成したものです。なのでいつも課題で作るものと違い『今までの依頼作品やクライアントの希望に寄せて作る』という体験ができて新鮮でした。



⬆︎ファッションブランドのサイトデザイン。

 クライアントの希望が『シンプルかつ女性的』なデザインという設定だったので極力シンプルにし、差し色を加えて華やかな印象にしました。



⬆︎スポーツクラブのフライヤーデザイン。

 こちらは実際にスタッフの方が今まで作成した同スポーツクラブのデザインを参考にしつつ、2~3月配布のイメージで寒色メインにデザインしました。

専門学校の課題で作成したポートフォリオサイトです。

専門学校を卒業しても使える、企業の方が見やすいよう配慮する、作品を第一にする、の三点が自分の中のポートフォリオに対する考えだったので、サイト自体の構成をシンプルにしました。

自分の作品傾向が『ビビットカラー多め』だったので、作品でインパクトを受けてもらうようメインカラーを白に設定し、ちょっとしたあしらいに自分の好きな色であるオレンジ色を取り入れました。


作成ソフト:Adobe XD、Atom、Illustrator


▽サイトのコンセプトシート


▽XDで作成したサイト構成

▽実際にGoogle Chromeで確認したサイト

専門学校の進級制作で作成した作品です。今回の課題はグループでの制作だったため、私は『パネルデザイン』と『ロゴデザイン』を担当しました。

課題内容が『様々な日本伝統のお店から一つをアプローチする』というものであり、私たちのチームは『引き手や 三宅』さんという京都有数の引き手工房のアプローチになりました。

引き手は、近年購入される方が減っており、それに伴い職人さんも減っている傾向にあります。それに伴い、引き手や三宅さんも卸売ではなくオーダーメイドで引き手を作成されています。

そこで、今回のメインターゲットを主な購入層である神社仏閣の方でなく、「DIYが好きな女性」「日本伝統が好きな海外の方」に設定し、それらを踏まえたアプローチにしようと考えました。

パネルデザインですが、引き手の色彩が全体的に暖色気味なので、メインカラーもそれに寄せて赤紫をメインにしました。また、日本文化として海外の方向けにも推奨できるよう明るめの色も取り入れてより華やかさを出しました。引き手が発達した時代でもある『大正浪漫』の雰囲気をメインビジュアルにし、日本らしさも演出できるようにしました。

また、海外向けのことも考えて細かな文やロゴデザインにもゴシック体を加え、読みやすさと同時に手作りの引き手特有の柔らかさも出せるようにしました。


▽実際の展示光景

専門学校の課題で作成したカッティングシールです。

ターゲットを『4〜7歳の女児』に絞り、アイドルをメインテーマにしてデザインしました。


タイトルフォントを可愛らしいものにし、全体カラーも女の子らしい色としてあげられるピンク色に設定することで、店頭に飾られたときにメイン設定したターゲットの目を惹くデザインにしました。

カッティング範囲が大きく、細かいデザインは難しいと課題の注意点にあったので、服の色合いをピンクと白メインのものを多くし、たくさん着まわしコーデで楽しめるデザインを意識して作りました。


使用ソフト:Illustrator


11月にメットライフドームで開催された「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!!」というイベントに有志で送らせていただくフラワースタンドの全体デザインを担当させていただきました。

今回担当させていただいたフラワースタンドは『小学生アイドル』がメインの漫画がモチーフとなっているため、全体的に明るく派手に、そして華やかに!を意識してデザインしました。

また、賑やかにするだけではなくこのフラワースタンドのメインアイドルが歌う曲になぞらえてパネルも制作いたしました。曲のタイトルが『ドレミファクトリー』なので、ご出演される声優の方のパネルを工場型にし、様々なところに歯車のデザインをちりばめています。曲の中に『シンデレラ』という歌詞が出ていることから、下段パネルのデザインをガラスの靴モチーフにしています。

中央には、モチーフとなった漫画の単行本デザインに使われていた定規デザインを元にしたパネルを配置しております。



▲フラワースタンドデザインラフ

▲各パネルデザイン


▲出演者の方に送らせていただいたメッセージブックデザイン

11月にメットライフドームで開催された『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 6thLIVE MERRY-GO-ROUNDOME!!!』というイベントに有志で送らせていただくフラワースタンドの全体デザインとパネルイラストを担当させていただきました。


アイドルのとあるユニットをモチーフとしたフラワースタンドということで、ユニットモチーフである『戦乙女』を残しつつ、周りの花に白基調のものが多いのでそれらを生かす明るさも出しました。

また、こちらのフラワースタンド企画では今までキャラメインのパネルデザインだったので、今回は主催の方とご相談させていただきキャラのみではなく声優の方も書かせていただき、より華やかなデザインにさせていただきました。



▲フラワースタンドのラフデザイン

▲パネル上段デザイン

▲パネル下段デザイン

 8/19~9/7の三週間の期間内で行われたインターンシップにて、高杉 昭吾さんの事務所でインターンシップ期間の課題としてプロダクトデザインの提案から商品開発、販売までの流れを体験させていただきました。

インターンシップでお世話になった高杉昭吾さんのサイトはこちらです。↓



 高杉さんの事務所では革製品をメインで製作されているため、どうしても製品では扱いづらい端材が現れてしまいます。今回の課題が、そういった時に現れる『牛革の端材を使って製品を生み出す』というものだったので、端材をより活かせるサイズでずっと使っていただけるものを試行錯誤した結果、今回はメモ帳をプロダクトさせていただくことに決定しました。

 メモ帳を製作するにあたって、『仕事中に使いやすい』『特別感を加えたい』事を重点的に考えました。表紙に牛革の端材を使いつつベースボールステッチで縫い合わせ、表紙自体を曲げやすい仕様にしたことで即座にメモが取れるようにしました。

また、チラシやサイトのデザインは商品のシンプルデザインのイメージに合うよう、極力シンプルに意識しました。


⬆︎チラシデザイン(表)

⬆︎チラシデザイン(裏)


⬆︎販売サイト

今回、商品を作成するにあたって企画書も作成いたしました。


都内某所にて行われた「アイドルマスターシンデレラガールズU149」という作品の単行本発売記念イベントにて展示されたフラワースタンド企画に、デザインとパネルイラスト担当として携わらせていただきました。

今回メインとなるキャラクターは、「記念イベントにメインとして参加していない」のでそこに気をつけつつ他のフラワースタンドがメインとなるようフラワースタンドとしては控えめなデザインにしました。キャラのモチーフカラーがピンクとオレンジなので花屋さんにもそちらの花をご用意していただけるようにしました。

なおかつパネルのインパクトが出るようキャラを前面としつつも周りにメインキャラを配置し、『キャラが出演者を応援してる』雰囲気を出しました。

▲フラワースタンドのパネルイラスト


▲フラワースタンドのラフデザイン

▲フラワースタンド完成図(写真は企画主催の方より転載許可をいただきました。)

専門学校の課題テーマ(マイスターレッツコース紹介パンフレット)で作成したパンフレットです。


マイスターレッツコースは全体的に女性の生徒が多く、女性らしさを含みつつなおかつものづくりに興味を持っている男性にも手をとっていただけるようなカジュアルメインのデザインにしました。

内面には、見出しのインパクトとマイスターレッツコースの雰囲気である親しみやすさを出せるよう見出しにヒラギノ角ゴ、文章にマメロンフォントをメインに使用しました。また、生徒に頒布するパンフレットを意識して飽きが来ないようなカラフルなデザインにいたしました。

使用ソフト:Illustrator